電網見聞録

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はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」趣味について

 お題が今回は四つもあってよりどりみどりと言いたいのだけれども、一つに絞ろうかと思う。というのも、いくつもの記事をそれなりに書くよりも、一つの記事を納得いくまで書き込んだ方が上手くいくような気がする。上手くいった試しはないくせに根拠のない自信はある。

 はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」の内容に入っていこう。基本的に趣味についてであるが、そのままでは味気ないので“その趣味をはじめる上でのメリット、デメリット”みたいなものも書いていくことにした。あくまで個人としての感想なので、絶対そうなるわけではないんでね。よろしくお願いします。

 

  1. ゲーム(ソロ)……本体やソフトといった最低限の投資ではじめられる携帯型ゲームからモニターを使う据え置きがある。そのほとんどがオンラインでダウンロードコンテンツ(DLC)を販売している。後述するオンラインゲームと比べて自分の好きなように出来る部分が多いのがポイントで、たくさんのジャンルがあるため総合的な自由度は高い。半面、新作などの場合ネタバレや、つまらなかったり理不尽なゲーム(クソゲー)と電子の海で書き込むとあらぬ方向から攻撃を受けるし、『大人にもなってゲームとか……』と現実でも受け入れてくれない人もいるので気をつけねばならない。

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  2. ゲーム(オンライン)……パソコンだったり、上述の据え置き型のゲーム機器などプレイ環境は多岐に渡る。基本料金が無料のものや、月額制といったものもあり、アクティブプレイヤーの多さ=ゲームの面白さといっても過言ではない。ソロとの違いは、『多人数コンテンツ』といったゲーム内でどこかの誰かと一緒にゲームをプレイしなくてはならないポイントだ。これについてはここで説明するには難しく、一緒にクリアする喜びとクリアするための最低限のマナーや知識を求められるので、色んなプレイヤーと交流するのが苦手な人や、マイペースに進めたい人にはお勧めできないだろう。その反面、スケジュールのやり取りをゲーム外でしたり、仲の良いプレイヤーと同じ時間を過ごせるのはかけがえのないものだとオレは思ってます。

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  3. ゲーム(レトロ)……不自由なくプレイ可能な本体やプレミア価格のついたソフトといった試練をくぐり抜けて、今より古いので開発の制限のせいか遊びにくいゲームをプレイする。昔遊んだゲームを懐かしんだり、作品の歴史を勉強するといった意味合いが強いだろう。近年では『プレイ動画配信』をしている人もいてそちらは気軽に楽しめるが、よっぽどの理由がない限りお勧めしない。何故ならば“観たことがある”と“プレイしたことがある”には恐ろしく差があるからだ。得た情報の質が違うと言ってもいいくらいだろう。所詮観たことがあるとは言っても、ゲーム好きの間で言う『エアプ』のようなものだから。物事への真摯な態度は欠かしてはいけないのだ。

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  4. ゲーム(アーケード)……ゲームセンターに足繁く通い、対戦をしたりワンコインでエンディングを目指したり、ハイスコアを更新すべく切磋琢磨する。1プレイ百円が基本であるが、ものの一分もせず終わってしまったり、景品を手に入れるのに百×n円かかるか分からなかったり遊び方によってまちまちである。共通するのはどれをある程度のレベルに到達するにはお金がかかることだろう。それと、治安の良いお店と悪いお店で評価は大分変わってくる。ここはオンラインゲームと同じく体験してみないと全貌は分からないだろう。人の交流は早期上達には欠かせないし、店内大会に参加するには最低限の交流は避けて通れないだろう。しかし、家で趣味の活動ができない人にはうってつけかもしれない。

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  5. 読書(活字も含む)……絵本や漫画に教科書と、昔から読書と接点が全くない人はいないだろう。電子書籍は使ったことがないので分からないが、いつでもどこでも出来る気軽さが魅力だろう。紙媒体の質感、匂い……上述のゲームカテゴリよりもメジャーな趣味であることもポイントである。学生の頃は「趣味は読書って言うと頭が良く見えるだろうか?」とスケベ心を働かせたものである。実際、本を読む理由は作品への興味やイラストや表現が大半を占めるだろう。それを頭を良く見せたいがために作品を選ぶのは言語道断。過去のオレと共に秋の夜風に当たって大いに反省していただきたい。正直、デメリットと言える要素がない趣味だけど、強いて挙げる、というかひねり出して言えば、“現物はスペースを圧迫する”くらいだろうか。資格や技術の勉強から娯楽としても隙の無い高尚な趣味……頭が良く見えること間違いなし。すみません、夜風に当たって反省してきます。

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  6. 音楽鑑賞……読書と並んで履歴書にも書けるメジャーな趣味に入る部類だろう。重複する部分はいくつかあるが、CDといった再生環境を使う今までの方法以外にもサブスクリプション(サブスク)といったものがあり、『月額料金を支払えば聴き放題』なんてプランもあるため、気になる作品を探しに街や電子の海へ繰り出したりする必要もない。邦楽洋楽問わず守備範囲が広いのもポイントで、音楽好きで、欲しいCDが多い人にこそお勧めしたい。しかし、お気に入りのアーティストの楽曲がマイナーすぎて無かったりもするので過信は禁物である。サービス自体が終了しないとは限らないので、やっぱりお気に入りのアーティストは現物で持っていた方がいいかもしれない。小学生の頃買えなかったCDが、今はプレミアになり一万円を超えているのを見ると悲しい気分になる。再生環境を整えるとより一層楽しくなること間違いなしだ。

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  7. 映像鑑賞……これも『月額で見放題』増えてるんですねぇ……なんてすっとぼけはともかく、映像系のサブスクの面白い所は独占タイトルやオリジナルタイトルがあるということだろう。結論を言うと、観たいものを絞って入会することをお勧めします。何故ならば月額料金が意外とバカにならないし、作品が配信終了することがあるので『観ようと思ったら終了してた……』なんて思いを何度かした。そう、レンタルと違っていつでも観られるという心理的要因が人を堕落させるのだ。終わりがあるから人は頑張るのかもしれない、うーん、哲学ですね(テキトー)。

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  8. 楽器(演奏)……初期投資が楽器によりけりだが最低限の道具を揃えるだけでも相当かかるだけでなく、その後どれだけ楽しめるかはモチベーション次第だろう。今回オレのギターに関してだと、使った金額は数百万になるのではないだろうか?ギター本体にエフェクターやアンプの他にライブハウスの参加費用、交通費からスタジオ代諸々を入れてだけども。勿論、家で休日に演奏するだけならそれほど掛からない、ただメンテナンスといった最低限の知識や騒音といったお金以外にも必要な条件が多いのであまりお勧め出来ません。他と比べてこの項目はデメリットばかり書いているけども、得るものも多いのは確かである。しかし、モテようなどという不埒な考えではじめた人の大半がやめてしまうのも事実なのだ。残りの少数はどうなのかというと、これはオレのイメージだけど演奏する自分に酔ってたり、ベッドの上で死ねなくてもいいと本気で思ってたりする奴らだろう。友達から借りたお金を平気で「俺のおごりだ」とか言うに違いない。冗談はともかく、とりあえず死ぬまでに欲しいギターの画像を貼っておくことにします。こんなの手に入った日には……想像できないっスね。

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  9. 食べ歩き……美味しいものを食べ歩くこと。移動距離や並ぶ時間、コロナ禍ということもありお勧めしにくいが、食事は人の心を豊かにすると思う。心の許せる人とすればリラックスできるし、知らない場所へ行くと新しい発見もあってリフレッシュにも繋がる。けれど身体を休めるわけではないので気を付けていただきたい。行くお店によってはかなりお金もかかるし、自分と合わないお店と知らずに行ってショックを受けることもある。それどころか遠出して店が臨時休業の時は目も当てられない。食事は人の心を殺伐にもさせるのだ。

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  10. ドライブ……あてもなくとりあえず走る、走る。目的地などいらないから走る。山道、海沿い、静かな夜道……とにかく走る。たったこれだけなのだけどもハマる人はハマる。そのために免許を取得したり車を買うのは考えものだが、マイカーを持っている人にはガソリン代しか掛からないのでお得だと思う。道に詳しくもなれるし、『いつも曲がるあの道をずっと直進したらどこに繋がっているのか?』そんな疑問があっさり解決する。ただ、これだけは忘れないでいただきたい。「交通事故や交通ルール違反」の存在を。

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 ざっと書いてきたが、ネガティブなことばかり書きすぎていないか心配になってきた。趣味と一口に言っても、どこまでやり込むかは個人の自由だろう。生活を疎かにしてまですることではないですし。今回自分の趣味を振り返ってみて思うのは、インドアだなぁと。

 よく趣味のない人なんて話をニュースで見かけるけども、その実態は「人間観察」みたいな人に理解されない趣味なのでは?と考えてしまう。楽しいや好きといった感情を持ってない人はいないだろうし、それを満たしたくなるのは当然の事だろう。それに、どんなに好きな趣味も義務に変われば嫌いになってしまうかもしれない。今一度、自分の好きなものについて、いや、好きという気持ちについて考えてみるのはいかがでしょうか。意味はなくとも理由はあるんじゃないでしょうか。

 それがもし、ずっと続いたら幸せではないでしょうか。