WBC優勝!嬉しい限りです……なんて話は今回の感想記事から逸脱するので置いといて。久しぶりにハイスピードでエンディングまで突っ走るだけでなく、感想まで書きたくなった作品は久しぶりな気がします。大体いつもは「面白かったナァ」までで、この感情を誰かに伝えたい所までは中々行かないので。ははは!
良かった点
全体的なリアル路線
画面がキレイになった、操作性が良くなった、ナイフがゲージ消費の体力性になった。それだけではない。
例えばハンドガンの発砲音から反動、手振れもかなりリアルになっている。マグナムみたいなレトロな銃は狙いを付けにくかったりするし、サブマシンガンなんかはフルオートで撃てたものではない。
それどころか鳥の巣からアンティークパイプが出てきたり、謎の近未来ハイテク施設を攻略……みたいなゲーム的要素を上手くリメイクしたのはスゴイ。元の4をやっている人ほどいい意味で裏切られるような気がした。
ヒロインが可愛い
画像にあげたこの女の子が大統領の娘で、救出しに行くのが今作のはじまりである。リメイク前はミニスカートだったのだけど、普通にストッキング履いている。トレーラーを発売前に観た時は『今回のリメイク終わったワ』と内心悲観していた。
生足でないアシュリーなどイチゴの乗ってないショートケーキみたいなものである。ただでさえ登場人物の大半がほぼ人外か、会話できるのはほぼおじさんか、めっちゃ引き笑いする武器屋のおじさんみたいなむさ苦しい環境で唯一のヒロインなのだ。
いわば野球部の女子マネージャー……グラウンドに咲く一輪の花のようなものである。あぁ、オレのたとえもすげーおじさんっぽいね。
でもね……エンディング来て気が付いたんスよ。
ストッキングも悪くねぇかなって。
気になった点
アクション要素で不自由さを感じる
ナイフで敵の攻撃をパリィできる、エイム中に移動も出来るようになった。「それなのになにが不自由なんだ」と思う方もいるだろう。
それは全体的にレオンの動きが遅いんですよね。射撃の弱点ヒットからメレーまでの移動から、ダメージのよろけから復帰まで遅くて追撃を受けたりするし。シリーズ的にどちらかというと一体多数の状況が多めで、アクション性の強い作品の中で操作を受け付けない時間やスピーディーさが欠けると動かしていて物足りなさを感じた。
弾を拾える数が限られてくるので、エイムが苦手な人は難しく感じるかもしれない。
難易度が上がったなと思った理由を考えると、パっと思いつくのはこんなところではないだろうか。
チャプターセレクト機能がない
もちろんこれは金策をさせてほしいから書いているわけではなくて、特定の装備を取りこぼしてクリアしたり、実績のために特定のボスと戦ったりみたいな部分があって、やりたい時にクリアしたデータでもそこまで進めなきゃいけないのは大変だなと思った。
勿論システム的に抜け穴が多くなったり、仕様上仕方ないのだろうとも理解はしてるつもりです。ただ、射撃訓練くらいは的を外したから中断みたいなことは出来るんじゃないかなとも思う。あとは視点感度をX軸とY軸別々に設定とかも……どうッスかね。
まとめ
良い点や気になった点は他にもあるけども、子どもの頃に熱中したゲームがこうしてまた世に出てきてくれたことが嬉しいというのが率直な感想です。今回気になった点も元の4と比べてみると……とかリメイクしても追加してないなぁ程度なので、リメイクから入った人からみれば違和感なくすんなりハマれるような気がします。
あのQTE難しかったとか、あのボス今回出てきてないなぁとか、あの手榴弾出てないな、みたいな違いを否定するのではなく楽しめたのも良かった。コンプリートへ向けて周回もしたかったりするし、久しぶりにバイオ熱が入った。
なんか突き詰めたくなるような魅力が、リメイクしても引き継がれていたということ。それがオレにとっては『買ってよかった』と思う要素です。気になった方、買おうか迷ってる方、「ドンデスカーィ!!」
追記
どうにかクリアしました。射的場の中断方法はオプションボタンで解決するとは思いませんでした。個人的にはどの難易度も村を抜けられればあとはどうにかなるので、是非あきらめず挑戦してみてください。