必要な知識が多すぎる。
格闘ゲームで大事な要素というものをしばらく考えながら練習をしていて、一つだけ気が付いたことがある。それは“一つ一つ問題を解決していく思考を持つ”という事だ。
もう少しだけ踏み込んで書いてみよう。例えば、動画で見つけたコンボの技が繋がらないといった状況を解決するにはどうするか、漠然と練習する。それも間違いではないだろう。しかし、ここで先ほどの一つ一つ問題を解決していくに当てはめてみるとしよう。そのためには何が問題なのか考えてみよう。
- キャラや画面端、カウンター始動などの条件は同じか
実は今回の問題はこの一つだったりする。まずは条件を全く同じにしてから次の問題へ進もう。
- コンボが繋がらない
ここからはかなり解決方法が膨大な量になるけれど、やることはそれほど変わらない。今回はオレの場合の解決方法を書いていく。
- コンボを分割して覚えていく
- 分割して練習、繋がらない場合は入力が正しいか確認
- 技のキャンセル受け付け時間に間に合っているか
- お手本と同じ技を出しているか(必殺技は押すボタンで性能が違ったりする)
- 技と技の間でステップや歩きを入れているか、ボタンホールド技のホールド時間は適切か
大体こんなところだろうか。違う技が出てしまったり、入力や技を当てるタイミングが違ったりするのがほとんどだが、はじめのうちは本当に分からないから仕方ない。連打せずゆっくりコマンド練習をして、キレイに入力できるように心がけるようにしよう。楽器やスポーツと似ていて、とにかく基礎が出来ない事には先に進めないというのが実態である。そして、効率よく理解していくには数学的な側面が強い。問題に対して答えが具体的で正しければ、どんどん上手くなるといった具合である。
それと、格闘ゲームはタイトルが変わってもやることがそれほど変わらないので、長くやっているほど有利なジャンルである。初心者にとっては絶望的に感じるかもしれないけれど、裏を返せば身に付けた技術は別のタイトルでも使えることが多い。長い目で見て練習をしていこう。