電網見聞録

既知との遭遇でしたらすみません

日常回

 久しぶりの更新となり、どんな感じで書いていたのか過去の記事を確認するような有様である。マイペースなんて言葉では誤魔化せないけれど、それはそれ。ついにエルデのロードとなったので感想を書いていこうかと考えていたけども、一か月以上の死闘は書ききれないような気がしたので、DLCが来るまではちょこちょこネタを挟みながら書いていけたらと考えている。早速本題に入ろう。

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ほぼほぼ空気のメリナちゃん

 今回はオープンワールド形式なので、ダンジョンのランドマークや入り口を見つけられないと強力なアイテムを取りこぼしてしまう可能性がある。一周目は攻略サイトを見ないようにやったせいか、かなり時間をかけてしまった。その分、入念に探索をしたというのにまだ取りこぼしがあるのが驚きだ。クリアして情報を仕入れると尚更それが浮き彫りになって『オレはこの世界を100%楽しんだつもりだけど、実際はこのゲームの何%を楽しんだのだろう?』とよく分からない敗北感のようなものを味わってしまった。それでも、ここ数年で面白かったソフトの五本指には入るレベルの作品なのは間違いない。

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伝統の装備無し

 ソウルシリーズのシステムにかなり近いのでプレイしたことのある人はスムーズにゲームに馴染めるのではないかと思うし、かなり達成感のあるゲームなのは間違いないので、買うか迷ってる方はオレが背中を押します。やろう。

 しかし、エルデンリングをこれからはじめようという方に気を付けてほしい点がいくつかあって、ひとつめは『かなり長い』のでどっしりと腰を据えてやるぞという覚悟がないといけないことだろう。人によってはダレてしまうんじゃないかなと思うくらいで、歯ごたえのある難易度もセットだからこそ間隔を空けずにエンディングまで行けるのが理想的だろう。面白いけど周回制のゲームなだけあって、長いと気軽に二周目をはじめられないのが玉に瑕だ。武器も、レベルアップで育成方針を決めるビルド、対人戦……とにかく色々な楽しみ方が出来るゲームだし、レベルの振り直しも出来るのだけど一度クリアするとお腹いっぱいになってしまう。

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アイテムや装備を駆使しよう

 ふたつめは『フロムソフトウェアのファンタジー系のゲーム』と言われて『キングスフィールド』が出てくるオッサンが一定数以上いるということだ。フロムソフトウェアの作品で似たような名前の武器も普通に出てくるので、よく知らない方や親御さんが寂れたゲームショップで買ったら『エルデンリングを買ったつもりがキングスフィールドだったわ』なんて悲しいことにならないか危惧しているのである。そもそも対応機種が違うので間違うこともないとは思うが……。

 みっつめは、周回するごとに敵が強くなる。何が問題かというと、これから先にダウンロードコンテンツが追加されるかもしれないので周回を重ねていると追加コンテンツの敵が強くて攻略が困難になる可能性が出てくる。そうなると冒険を楽しむどころではなくなって初心者狩りをはじめたり、ネタ装備に走ったり……それも悪くはないが、攻略をおざなりにしてはいけないと思う。

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共闘という道もある、諦めるな!

 結構真面目に書いてしまったけども、楽しみながらやれるのが一番なのでまずは挑戦してみることをおススメする。“厳しいゲーム”のような書き方をしたのも、はじめての方には『楽しいの領域に達するまで少しだけ時間が必要なゲームだから』である。高難易度ゲームと世間で言われているが、経験とパターン、あるいはシステムを理解すれば意外とあっさりクリアすることもできなくはないだろう。

 気を付ける点のよっつめに『やめどきを失う』が追加されたら、貴公は立派な褪せ人だ。壊れかけのエルデの環を存分に修復したまえ。PC版ならどこかで会うかもしれない……そのときは仲良くやっていこうぜ。

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悪い奴はいねぇ